創立45周年

高槻東ロータリークラブ 創立45周年記念式典 会長挨拶
「より高きを目指して」
2018年5月19日
会長 上場俊哉

皆様こんにちは。只今ご紹介頂きました高槻東RC会長の上場でございます。本日、ここに高槻東RC創立45周年記念式典を迎えるにあたり一言ご挨拶を申し上げます。

本日は、濱田高槻市長様、山田カンボジア名誉総領事様はじめ多数の御来賓、そして当クラブにご縁のある多くの皆さまにご臨席を賜りました。お忙しい中お出ましを頂きまして誠にありがとうございます。姉妹クラブの台北南徳RCの皆様、須賀川RCの皆様には遠路はるばるお出ましを頂き心より御礼を申し上げます。また、2660地区より、近藤元RI理事・パストガバナー、井上パストガバナー、福家パストガバナー、泉パストガバナー、山本ガバナーエレクトの地区幹部の皆様にもお越し頂きました。お忙しい中ご出席を賜り誠にありがとうございます。近隣のIM2組各クラブからも親クラブの高槻RC浜田会長様、新大阪RC北野会長様はじめ多数の皆さまにお越し頂いております。本日は当クラブにご縁のある160名もの多くの皆様にご参加を頂きました。皆様のご厚情に感謝の言葉もございません。高いところからではございますが、再度、クラブを代表いたしまして心より御礼を申し上げます。

高槻東RCは、高槻RCを親クラブとして1973年3月1日に産声を上げました。クラブ創設にあたりましては、高槻RCの皆様には、まさに生みの親としてクラブ運営のイロハからお教えを頂き、それ以来親しくお付き合いを頂いております。今日当クラブが在りますのも親クラブ高槻RCのおかげと深く感謝しております。クラブ創設以来45年。多くの皆様に支えられ、24名のチャーターメンバーを始めとして、歴代の会長、幹事、会員諸先輩の溢れるロータリー精神と熱い思い、長年に亘る献身的な努力により創立45周年の記念の日を迎えることが出来ました。ご支援を頂きました多くの皆様、親クラブの高槻RCの皆様、全ての諸先輩の皆様のご尽力とご厚情に改めて敬意を表し御礼を申し上げます。皆様方に築いて頂きましたクラブの歴史と伝統そして栄光を汚すことなく、さらに素晴らしいクラブへの進化を目指して努力を続ける所存でございます。それこそが、これまでクラブを支えて頂いた方々、現在支えて頂いている方々への恩返しであり我々の責務だと思います。今後とも変わらぬご厚誼とご指導、ご支援を宜しくお願い申し上げます。

さて、折角の機会でございますので、少しお時間を頂き、当クラブの最近の活動をご紹介申し上げます。まず初めに本日お越し頂いております姉妹クラブの台北南徳RC、須賀川RCとの関係をご紹介いたします。
台北南徳RCと当クラブは2011年に友好クラブとなりました。また、福島県の須賀川RCには、2011年東日本大震災の折、復興支援の窓口になって頂き、それがご縁で2013年5月、須賀川RCの創立50周年と当クラブの創立40周年記念式典を合同で福島県須賀川市において開催し、台北南徳RCの皆様にもご参加頂き、台北南徳RCと須賀川RCと姉妹クラブ協定を締結いたしました。本日、新たに5年間の姉妹クラブ協定を更改する運びとなり大変うれしく思います。台北南徳RC、須賀川RC両クラブには、毎年プロジェクト共同提唱者としてご協力を頂き、隔年での相互訪問も含め素敵なお付き合いをして頂いております。この場をお借りして改めて御礼申し上げますと共に、これを契機に台湾と日本、両クラブとのより一層の親交が深まることを願っております。

続きまして当クラブの最近の奉仕活動をご紹介いたします。地元に根差した社会奉仕活動としては、クラブ創設以来、芥川など高槻市内での桜の植樹、市内小中学校への支援、高槻シティー国際ハーフマラソンへの支援活動などの奉仕活動を実施してまいりました。 昨年度は春日野部屋のご協力をいただき、野見神社で“こども相撲教室”を開催し、約150名の幼稚園児に力士たちと触れ合ってもらいました。 今年度は、大阪医科大附属病院と高槻病院で、クリスマスに自宅に帰れない小児科病棟の子供たちにクリスマスプレゼントを贈るプロジェクトを実施しました。また、東日本大震災支援では、須賀川ロータリークラブと共に復興支援の共同プロジェクトを6回実施し、熊本震災支援でも約250万円の復旧支援プロジェクトを進めました。

国際奉仕活動では、近年、最貧国の一つとされるカンボジア支援に力点を使った奉仕事業をしております。8000人の子供たちへ日本脳炎ワクチン無料接種プロジェクト、アンコールワットのあるシムリアップ州で初めての人工透析機器設置寄贈プロジェクト、シムリアップ州立病院でのICU病棟増床に伴う医療機器寄贈プロジェクト、昨年度は、約400万円でアジアアライアンスセンターへの医療機器寄贈プロジェクトを実施しました。今年度は、より多くの受益者への“水と衛生環境の改善“を目指し、小学校に安全な飲料水の提供、トイレの修繕・補修による衛生環境の改善、校舎の屋根の雨漏りの補修等教育環境の整備のプロジェクトを台湾、カンボジア、韓国、日本の4か国9クラブの共同プロジェクトとして申請しているところです。

これら国内外の各種奉仕プロジェクトの実施にあたりましては、姉妹クラブである台北南徳RC、須賀川RCはじめ、国内外の多くのクラブと連携して進めさせて頂き、その活動は当クラブにとりまして、素晴らしい皆様方との出会いと友愛の輪の拡大、ロータリー精神、国際理解の深化、国際親善推進の原動力となっております。今後も、クラブ一丸となったプロジェクト推進が、会員の心の絆を強め、クラブの結束を高める推進力であり、諸先輩が45年間にわたり育んできた、クラブとして守り続けていかなければならないことであることを若い会員にぜひ理解してもらい、その志と信念を引継ぎ、実行に移す情熱と行動力を醸成してゆきたいと思います。

今ロータリーは時代に即して変わらなければならないとの声を耳にします。変えるべきことには勇気をもって挑戦しなければなりませんが、一方では、変えてはならないことは絶対に守り続けなければなりません。昨今は変えるべきことばかりが取り上げられる傾向がありますが、ロータリーでは守り続けなければならないことのほうが圧倒的に多く、変えてはならないことを守る努力こそが重要であると思います。本日は「これからのロータリー」をキーワードに、この後、井上パストガバナーより基調講演を頂き、見識豊かな皆様でのパネルディスカッションを予定しております。ロータリーの原点に返り、変えるべきことと、変えてはならないこと、ロータリアンとして、クラブとしての目指すべき道を共にお考え頂く機会になれば幸いです。皆様のご協力で実り多き記念フォーラムにしたいと思います。再度、本日皆様にご出席頂きましたことに心より御礼を申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。有難うございました。

 

高槻東ロータリークラブ 創立45周年 クラブ宣言

ひとつ、私達は、ロータリアンしての高い志と情熱を持ち、日々の仕事は社会への奉仕であるとの信念のもと、仕事を通して世のため人のために尽くし、人道的社会奉仕を通して国内外の弱き人々、困っている人々を助け、より良い社会実現に向けて行動します。

ひとつ、クラブは素晴らしい仲間、人生の友との出会いの場であり、人間としてより成長する機会であると心得、友情と信頼の絆を強め、共に支え合い、共に高めあい、高潔で心豊かな尊敬されるロータリアンを目指すと共に、友愛に溢れ凛として進取の気風に満ちた国際性豊かなクラブを目指します。

ひとつ、時代に即して変えるべきことには変化を恐れずチャレンジし、変えてはならないことは万難を排して守り抜きます。安きに流れることを戒め、ロータリーの原点とクラブに対して、社会に対して何をすべきかを常に心し、新たなロータリー活動を目指し進化し続けます。

ひとつ、クラブ創立45周年を迎えるに当たり、ロータリアンであり、高槻東RCの会員であることの自信と誇りを胸に、新たな未来に向かい歩み続けることをここに宣言します。

2018年5月19日
国際ロータリー第2660地区
高槻東ロータリークラブ

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