地区職業奉仕委員会委員長の卓話をいただきました

=卓話要旨=

職業奉仕とは何か?それはロータリーの精神、哲学とは何か?という問いであります。

ロータリー運動は倫理運動です。ロータリーのロータリーたる所以は職業奉仕の実践です。

では、「倫理」とは何か?それは「人が正しく歩む道」です。

①嘘をつかない②人を泣かすようなことをしてはいけない③人を欺いてはいけない④非社会的、非道徳的行為をしてはいけない⑤不祥事を起こさない、というのが倫理の教えであります。

職業奉仕と社会奉仕の違いは?職業奉仕は自分の職業を通じて奉仕することですが、わかりにくいところでもあります。受益者が自分以外の人の場合が社会奉仕、自分の場合は職業奉仕と考えたらわかりやすいでしょう。

職業奉仕の理念についてですが、「職業を営むとは」収益を得て、企業を継続維持することです。「奉仕するとは」世のため人のために尽くすことです。この正反対のことが存在しますが、ロータリーは「職業を営むことが世のため人のための奉仕になる」と言ってます。ここが職業奉仕の難解な点ですが、この点を理解しなくてはなりません。それをどのように説明するかですが、職業を営む心も奉仕の心も「ひとつの心」として考えなさいということです。すなわち「世のため人のために奉仕をする心を持って職業を営むべし」ということです。

「He Profit Most Who Serves Best」これはロータリーの標語です。「最もよく奉仕するものには、最も多くの利益がある」。すなわち、奉仕活動をすればするほど、地域の人々から自分の職業に対して尊敬と信頼、信用をより多く得て、自分の職業がさらに繁栄するということなのです。

職業奉仕の考え方については、過去から現在までさまざまな意見がかわされ、現在も議論されている項目です。私達もさらに考えていく必要があります。

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